CirkVOST(シルクヴォスト)をご存知でしょうか?
フランス情報を毎日毎日これでもかってくらいインプットしている私も実は存じ上げなかったのですが、現代サーカス「ヌーヴォー・シルク」を代表するカンパニーのことです。
(Cirque、じゃなくてCirk、だからピンとこなかった)
空中のみで展開されるパフォーマンス「Epicycle(エピシクル)」アジア初 日本公演に、フランス仲間のなおちゃんと行ってきました。
ゆりかもめの「新豊洲」駅からすぐ会場が見えました。有楽町線の豊洲駅からは徒歩10分ほどです。
こんなところに特設会場が…!しかも会場、屋外です。海も近いので割と寒い。
VIPシートはリクライニングシート。圧倒的にこっちの席の方がオススメ。
視界いっぱいにパフォーマンスを楽しめるのです。当日でも空きがあればアップグレード可能。
缶ビールは500円だったけど周辺にコンビニがなかったので…
だけどほんと海風冷たい。あっという間に体が冷えました。
小さいワゴン販売もあって、こちらではヴァンショーや紅茶、温かい食べ物も。
これだけ飲んでいますが、会場にはお手洗いもちゃんとありますのでご安心を。
(屋外だけどとっても清潔でした!)
休憩なしの1時間15分のパフォーマンスです。
近くでみると意外と大きい舞台。13.5メートルもあるらしいです。
リクライニングシートは枕(?)もあるので、ゆったりと鑑賞できます。
パフォーマンス中は撮影禁止ですのでオフィシャルフォトを拝借。
シルクヴォストは、なんと生演奏なのです。
この演奏がパフォーマンスにさらに躍動感を持たせ、迫力のあるものにしてくれるのです。
個人的にすごく好きだったのが、女性パフォーマー。
彼女たちが宙に舞う姿が幻想的で美しかった。
ジー、ガチャ、ジー、ガチャ、と舞台装置をパフォーマーたちが自らハンドルや歯車回しながら動かすさまが
ものすごくアナログで、ものすごく新鮮でした。
13.5メートルもの舞台装置を命綱なしでひょいひょいと駆け上る人たち…
滑り止めの粉を手につけるのもまるでストーリーの流れのひとつのようで、とても美しい。
途中「ひゃああああ!」ってなるシーンもあったけどあれは演出?
人間離れした空中スペクタクルは、もはや芸術!
非現実的な舞台装置、ナウシカやラピュタのようなジブリ作品の衣装を見にまとったフランス人たちが、秋の夜空に「Allez! Allez!!」と言いながら舞う——
まるで美しい映画を見ているかのようでした。
「サーカス」という概念を持って鑑賞するよりも「コンテンポラリーアート」を観る感覚に近かったです。
象さんもライオンもマジックもないし、サーカスの中のいわゆる”空中ブランコ”だけの世界ではあるけれども、初期ジブリの世界観に溢れたステージはみんなにオススメしたい!
カップルには、星空の下のデートにもオススメです☆
寒いから手を握り合ったり…ね♪
終了後は、みんなと記念撮影もできるの!
ステージ上の真面目な表情とは一転、「カンパーイ」「アリガト」「ドイタシマシテ」と日本語もかわいくって、ノリノリ。
このまま豊洲の居酒屋に一緒に行くようなノリだったわよ(笑)
ディテールまでジブリミュージアム的な舞台装置、見ているだけで楽しい。
11月6日(日)までの公演です。
この機会に、是非是非!!!
Cirkvost(シルク・ヴォスト)”Epicycle” アジア初日本公演
http://www.cirkvost.jp/
Cirkvost(シルク・ヴォスト)Facebookページ
https://www.facebook.com/Epicycleasia/